2013年 03月 04日
morrina新聞~春分号~
今月で4号目となりました。
今回のテーマは、「常滑焼って、一体どういうもの?」
常滑育ちのオーナーが、「常滑焼」の姿を専門用語ではなく
情緒的な言葉で分かりやすくお客さんに伝えたいと考え、
それを形にした号です。
常滑焼は、歴史ある「日本六古窯」のひとつ。
でも、「一つの伝統をひたすら守ってきた」というよりは
時代によってフレキシブルに姿を変えてきた、多彩な焼き物なんです。
それは、常滑が港町=「新しいものを積極的に取り入れる気質」だったことにも関係しているみたい。
思えば、今の常滑も、そんな性格を持った街です。
伝統はもちろんありながら、若手の作家さんやクラフト・ものづくり好きな人々がたくさん集まり、
空港があり、企業があり、そこで働く人達は全国から集まって住んでいて(私もその一人)、
器好きな観光客は毎日のように足を運んでやってくる。
そして今、大規模開発真っ最中の埋立地エリアは、ショベルやクレーンが集結して面白くなっています。
文化の集まる場所、そして変化する場所…ある意味人種のるつぼみたいな土地。
そんな常滑だからこそ、よそものの私もすっかり馴染んで
今や大好きな街になっています。
morrina新聞は、会を重ねるごとにどんどん内容が濃くなってきましたー。
1枚の中に言葉を収めるのがひと苦労なほど、沢山の想いが詰まっています☆
次号のテーマは、「野点(のだて)の楽しみかた」。
モリーナでは3月末から、野点をテーマにした企画展を開催するそうです!
それに合わせ、次は隔月ルールを無視した4月発行予定☆
春といえば、野点ですよ~!
そろそろ、お花見野点ツーリングの計画も立てないと(#^.^#)
私の大大好きなテーマなだけに、今度こそ一枚にまとめられるかすごく心配です(笑)。
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